ひび割れ補修
コンクリートはそしてその材料組成から、粘りや靭性に欠ける脆性材料と言わざるを得ません。そして、水和反応に必要な量以上の水で混練りすることが避けられません。余剰な水分が逸失されることで生じる体積の減少。ましてや水和反応に伴う発熱…これらのひび割れは容易に抑制できるものではありません。外力や劣化によらなくともコンクリートはひび割れの発生が不可避な材料と言えます。
また、コンクリートは圧縮応力に強く、引張応力に弱いという材料上の宿命があります。そのために、鉄筋コンクリート構造にし、応力への分担を行っています。
それゆえ、以前はひび割れに関し、技術者は比較的寛容に接してきました。確かに、ひび割れの発生が「即、危険」ということではありません。ひび割れを正しく評価、その影響を推測することが肝心です。
ひび割れは構造物の直接の破壊ではありませんが、構造物の耐久性将来に安全性に影響を及ぼす可能性は大きいと言えます。
私達レスポンスは自動式低圧注入からパッカーを用いた機械式高圧注入、有機系接着樹脂注入からセメント系微粒子注入、最近話題の無機系改質工法によるひび割れ止水注入方法(CS+CA工法)等、ひび割れ空隙の充填からひび割れを介しての躯体深部の改質まで…変状をシビアに見極め、最適の工法にてひび割れ変状に対応します。
また、コンクリートは圧縮応力に強く、引張応力に弱いという材料上の宿命があります。そのために、鉄筋コンクリート構造にし、応力への分担を行っています。
それゆえ、以前はひび割れに関し、技術者は比較的寛容に接してきました。確かに、ひび割れの発生が「即、危険」ということではありません。ひび割れを正しく評価、その影響を推測することが肝心です。
ひび割れは構造物の直接の破壊ではありませんが、構造物の耐久性将来に安全性に影響を及ぼす可能性は大きいと言えます。
私達レスポンスは自動式低圧注入からパッカーを用いた機械式高圧注入、有機系接着樹脂注入からセメント系微粒子注入、最近話題の無機系改質工法によるひび割れ止水注入方法(CS+CA工法)等、ひび割れ空隙の充填からひび割れを介しての躯体深部の改質まで…変状をシビアに見極め、最適の工法にてひび割れ変状に対応します。
表面保護工法
コンクリート劣化抑止の大きな要素は外部からの劣化因子の侵入を防ぐことです。
①表面被覆工法は躯体表面に塗料、樹脂等で被覆を施す工法、
②表面含浸工法は躯体表面より含浸材(コンクリート改質材)を含浸させ、表層部に強化された含浸層を形成する工法
③断面修復工法は既に変状が顕在化した部分、劣化要因が許容限界を超えた部分を取り除き、ポリマーセメントモルタル等の断面修復材で欠損部を修復する工法で、表面被覆工法、表面含浸工法と組み合わせることが多い。
表面被覆工法には、有機系(塗料・接着剤)工法、無機系(セメント)工法があり、ビニロンメッシュ等と組み合わせ、剥落防止効果を併せ持つものもあります。
代表的な工法としてタフガード、レジガード、セメンテックスRBエラスメッシュ工法(オバナヤ・セメンテックス㈱)、TMネット工法(太平洋マテリアル㈱)等があります。
表面含浸工法にはけい酸塩系、シラン系、セメント系があり、その多くはコンクリートが従来通り暴露されているため、維持管理がしやすい、他の工法との組み合わせがしやすい等の特徴があります。
CS-21(けい酸塩系表面含浸材)、アクアシール(シラン・シロキサン系表面含浸材)、XYPEX(セメント結晶増殖時)等があります。
私達レスポンスは、目的と状況に合わせ、最適な工法を提案いたします。
漏水補修
昔も今も、コンクリートに携わる者たちの一番の命題は漏水補修、その原因(漏水経路)もひび割れから、打継、コールドジョイント、ジャンカ、他材との接合界面と様々です。
☆止水工法
物理的に水みちを遮断して止水を図る工法
・斫り込み充てん止水工…斫り込み、急結止水セメント等にて充てん止水
・注入止水工法…水反応膨張型注入材、可撓性樹脂注入材
化学的にコンクリートを緻密化し、止水を図る工法
・コンクリート改質材+補助材にて水みちにセメント結晶を生成、止水を図る
☆導水工法
可撓接手からの漏水は止水に困難を伴います。漏水を許容し、排水経路を整備することで、共用に影響を与えないようにする工法です。
・線導水工法、面導水工法
・露出導水(樋導水)、躯体内導水
私達レスポンスは、これらの止水工法を状況に合わせ選択、組み合わせ、最高の技術と共にお届けします。
補強
断面増し厚による補強から、炭素繊維シート、アラミド繊維シート、ストランドシート、FRP格子筋まで。
私達レスポンスは豊富な経験で、社会資本の各種補強工事に参画しています。
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劣化抑制・長寿命化
コンクリートの劣化要因は外部からだけとは限りません。塩分、ナトリウム、不良骨材、鉄筋腐食等、コンクリート内部にも様々な劣化要因があります。
私たちは、電気化学的脱塩工法、アルカリ付与工法、犠牲陽極工法、ナトリウム置換工法等で、コンクリートが抱える諸問題に立ち向かいます。
美装・大規模改修
打ち放しコンクリートは土木構造物はもとより、美術館やホール等、無機的な美しさを主張したい構造物に多く採用されてきました。しかし外的劣化因子にさらされ、劣化しやすいこととも事実。打ち放しコンクリート躯体の劣化を抑制し、打設直後の輝きを取り戻したい…私達レスポンスは、コンクリートの劣化メカニズムを十分に把握し、確実な劣化抑制工法とともに、ランデックス工法にて打ち放し美装補修工法に取り組んでいます。
更に、私達レスポンスは、長年培ってきた、コンクリート補修技術、性能向上技術、長寿命化技術をもとに、外観リフレッシュにとどまらず、コンクリーチの本質にまで踏み込んだ、大規模改修(リニューアル)に、調査、診断評価、対策提案、施工、そして、維持管理と、コンクリート構造物を見守ります。