トンネル、橋梁、岸壁、ビルディングetc.現代社会に溢れるコンクリート構造物、 私たちは冷たい、硬い、重い、強い、壊れない…そんな無機質なイメージを抱きます。
今、我々が目にするコンクリートでも、内部では、コンクリートは少しずつ成長しているのです。
(経年コンクリートであっても、内部では、緩慢ながらセメント結晶の生成、増強は続いています)
コンクリートは、まるで生きているかのように、密かに体力の増強を図っています。少々の怪我、病気ならばコンクリートは傷口をふさぐ可能性、潜在力を有しています。コンクリートの自然治癒力・自己修復力と言われています。
コンクリートは人類が獲得した安価で万能、稀有な構造材料といえます
ところが、昨今コンクリートの諸問題がマスコミ等で騒がれています。
酸性雨、取り巻く環境への有害な化学物質の拡散、社会活動の発展に伴う過酷なストレス(荷重)、作成当時、使用された不良な材料による内部組成の崩壊、品質よりも効率が優先された戦後の高度成長期のコンクリートは潜在的な弱点を抱えていると言えます。劣化進行が、自己修復力・自然治癒力を大きく凌駕してしまっています。コンクリートの悲鳴が聞こえてくるようです。
私たち株式会社レスポンスは、コンクリートと対話して、最新、最善、最適の工法・材料を選択し、最良の技術によって、コンクリートが本来有する潜在能力、コンクリートの生きる力、自己修復力を引き出し、コンクリートを内側より元気にさせる、そんなコンクリートドクターを目指します。